入れ歯(義歯)
入れ歯について
入れ歯は多くの歯を失った場合に有効な治療法です。お体の状態によってインプラントが難しい患者様にも対応しています。保険診療の場合はリーズナブルに歯を補う機能が回復できます。自費診療の場合は、入れ歯を目立たなくしたい、より快適な装着感にしたいなどのご要望に対応可能です。
信頼できる腕のある技工士に製作を依頼しています
当クリニックでは、長年提携している歯科技工士と密に連携を図ることで、入れ歯が壊れた際は、お預かりした翌日には患者様にお戻しできるような体制を整えております。また、入れ歯を紛失された場合には再度作らせていただくことになりますが、週2日の通院で、できる限り早く新しい入れ歯をご用意しております。
自費診療と保険診療の違い
保険診療はリーズナブルなので、多くの方にご利用いただいています。しかし、「最低限の機能」のみを回復するのが保険の考え方となります。そのため、装着時に違和感を覚えたり、外から見て金属が目立ってしまったりと、さまざまな不具合が生じるのも事実です。保険診療と自費診療の代表的な違いを見ていきましょう。
保険診療 | 自費診療 | |
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素材 |
素材・治療法に制限があります
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素材・治療法の制限がありません
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費用 | 素材や手順が定められているためリーズナブルです | オーダーメイドの治療なので保険診療よりも高額です |
仕上がり | 素材が目立ったり、機能に劣ったりすることがあります | 審美・機能面に関して患者様のご要望を追求できます |
治療にかける時間 | 治療時間が定められています | 十分な時間をかけて治療を行えます |
入れ歯の種類
金属床義歯
床と呼ばれるお口の粘膜に触れる部分が金属でできた入れ歯です。金属のため、強度に優れており薄く作製することで、熱の伝導率がよく食事を楽しめる特徴があります。また、薄いため装着した際の違和感も少ないです。金属アレルギーの方には適応できません。
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メリット
- 保険診療のプラスチック(レジン)より頑丈で、薄く加工できます
- 頑丈な義歯を作成でき、しっかり噛めます
- 熱が伝わりやすく味覚を感じやすくなることで、より食事を楽しめるようになります
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デメリット
- 自費診療になるため、保険診療に比べ費用がかかります
- 金属アレルギーをお持ちの患者様は使用できない可能性があります
- 素材に重みがあるため、金属床を装着した際に違和感を覚える場合があります
- 治療期間
- 2ヵ月
- 治療回数
- 5回
ノンクラスプデンチャー
クラスプと呼ばれる留め金部分に金属を使用しない入れ歯です。金属を使用しないため、アレルギーの心配がないだけでなく、目立ちづらく審美性にも優れています。
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メリット
- 金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がありません
- 薄く作製することで、使用時の違和感を減らす効果が期待できます
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デメリット
- 保険適用外です
- 特殊な素材で作製するので、破損した際、次の装置が出来上がるまでお時間をいただく場合があります
- 装置を固定するため、引っ掛ける歯がない方はご使用いただけません
- 治療期間
- 2ヵ月ほど
- 治療回数
- 5回
料金一覧
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金属床義歯220,000~385,000円
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ノンクラスプデンチャー110,000円
※ 表示価格はすべて税込み価格です。